生活保護と性善説

生活保護が200万人、
戦後の混乱期を上回り予算は3兆円という。
病気などの事情で働きたくても働けない、という。
ニュースでは20代から40代の働き盛りの人が増えているという。
何年か前にホームレス村みたいな活動をしていた市民団体が
ことごとく生活保護申請をおしすすめてハードルが下がり飛躍的に増大したとある。
私も30代の時に会社を辞めたりしてずっと苦しい思いをしてきた。
資格を持っていたので資格を活かせる仕事ならどんな仕事も引き受けてきた。
大病もして数ヶ月動けなくなり危ない時もあったがなんとか乗り切った。
生きていくというのはそういうものだと思っていた。
ところが、仕事が無いからと生活保護だそうだ。
私の手取り給料くらいの金額を受給できるという。
どういう基準で支給するのかわからないが、こんなに苦労して毎日働くのと
同じくらいの額を無条件でもらえるなら…と考える人は少なからずいる。
コツコツ支払ってきた年金受給よりも多いそうだ。
社会的に経済的に恵まれない追いつめられた人が仕事と生活保護のどちらを選択するか。
性善説に基づき血税を200万人にばらまくのはいかがなものか。
街の商店の人に聞くと生活保護の人がパチンコ屋にいつもいるとか
クルマを乗り回しているとか、枚挙にいとまがない。
生活保護は存続させてもいい。
ただし、金額を国民年金レベルにすべき。
それでは生きていけないというなら、安い家賃を払わせて廃校などを利用した
派遣村みたいなものを作ればいい。
先日の東京のアパート火災で驚いた。
アパートの住民の8割が生活保護だというのだ。
生活レベルは別にして、都心に住む意味がどれだけあったのか。
家賃もそれなりに高かろうに。
生活保護申請者の性善説はそろそろ考えなおすべき。
もうすぐ大増税、年金、保険問題が目の前なのである。