ギリシャ、国民投票撤回へ

私の推測だが
ギリシャ迷走を分析してみた。
ギリシャ財政破綻したのはこれまでの政府の無策、経済的危機管理のなさ。
さらに、政府のどんぶり勘定のおいしいところだけを謳歌してきた国民の責任。
今の日本にそっくりである。
最近、テレビを見ていると一般人がでたり事件に関わる人達に「無職」の文字が踊る。
無職で生きていけるお気楽な国なのだからギリシャのことを笑えない。
さて、話戻って
破綻処理のためEU各国から支援を受けることになるのだがタダでは受けられない。
ギリシャ国民の痛みを伴う改革が前提なわけで。
公務員社会がそう簡単に飲めるわけもなく大反発。
これまでEUと良好な関係を保っていたパパンドレウ首相がいきなりの国民投票発表。
これは世論を抑える確信犯と見た。
否決されたら国はどうなるのか、を問いたかったのだろうが
その前に、発表と共に世界同時株安。
ギリシャは、パパンドレウ首相は批判の矢面に立つ。
これで勝負あり。選択肢は他にないことを世界から教えられた格好だ。
当分、ギリシャ混迷は続くわけだがあとはEUに任せるしかない。
日本にとっては他山の石。