デモと暴動とは基本的に違うものと思っている。
しかしながら、報道をみていると同じ部類と感じてしまう。
独裁による利益の集中というのもいただけない話しであるが
暴力、暴動で何とかしようというのもいかがなものか。
かれらを突き動かすのは何なのか。
格差や貧困というのはあくまでも結果論である。
それを士農工商のような捉え方をしていいのだろうか。
少なくともアメリカやEU諸国という先進国でそれが本当に当てはまるのか。
先進国ではほとんどに子供の頃は教育を受ける権利、受けさせるギムがある。
日本の教育制度がすべて完璧だとは言わないが
それに否定的な子どもや親が結構いるのだ。
授業が面白く無い、からはじまって、教員批判、学校批判
その上、勉強などしない、欠席が多い。
真面目に休まず勉強してきた子供と休んでばかりの勉強しない批判的な子供。
あなたが会社の人事担当だとしてどちらの子供を選ぶだろうか。
学校の勉強は無駄だという親子もいる。
学校を職業訓練所と思っている。
ところが、そういう子供に限ってまともに就職できないのである。
デモに加わり暴力的な行為をする格差を憎む人にこういう人達もいるだろうね。
日本ではこういう働けない人たちに数兆円の生保費用を負担している。
商店街の店の人に生保受給者の話を聞くと極めて評判が悪い。
怒りの矛先は本来自分自身なのだが、それが虚しくて暴れるのだろうか。
かくいう私もどちらかと言うと格差の下の部類、
経済的にも精神的にも下限ぎりぎりの生活を強いられている。