三郷の小学校で除染作業

昼のNHKニュース。
埼玉、三郷の小学校で保護者が校庭の表面の土を削り取る作業を紹介。
江戸川周辺はホットポイントとかで線量が高いらしい。
柏、三郷など話題になった地域は、クレームが出る前に行政やPTAが土を削っている。
確かに多少高いことは気になる!が、そんなに長い時間校庭にいないだろう、
なんていう意見はもみ消されてしまう。
ひたすら、心配だ、危険だ、という不安を煽る意見が採用される。
そもそも校庭が危ないということはあんたの家も危ないということだよ、
と、正直に言う人はいないのかな。
一緒にニュースを見ていた嫁さんが
「あの土はどこへ持っていくのかな」とまっとうな指摘。
今回の震災は、『がんばろう』とか『つながろう』とかきれいごとだけでない。
避難してきた福島の人を差別したり嫌がらせをしたり
東北のものは花火だろうと持ってくるなと騒いだり
ガレキを引き受けると文句を言われたり
ひたすら拒絶の汚い面を見せてくれる。
除染だと騒いでいる人たちも土を削って遠ざければ良いと思っている。
ちょっと前のゴミの分別をすればエコだというのとよく似ている。
分別するだけではゴミはただのゴミだ。
どこかに持って行ってもらって、きっと誰かがリサイクルしてくれると思っているだけ。
その人がリサイクル、エコをしているわけでない。
除染も同様、誰かが除染してくれると思っているだけで多くの人は遠ざけただけだ。
何度もここでかいているが、放射線から逃げたければ引っ越すしか無い。
どんなに土を削っても、放射線もその土も消えるわけではないのだ。