初代ダイハツシャレードである。
ダイハツ・コンソルテの後継モデルとして1977年11月に発表される。
前任のコンソルテは、実質的には1969年に登場したトヨタ・パブリカのOEM車。
ダイハツオリジナルとしては初の小型車であった。
いま見てもカチッとしたパッケージングは新鮮であり、初代ゴルフを見ているようだ。
このモデルは83年まで製造されエンジンも地味に改良されている。
クーペは丸窓がクォーターに配置されたり
デトマソターボが出たりと同じ大きさ、排気量ながら熟成されていった。
特に、1000ccでディーゼルを出すなど意欲的な開発だった。
TOYOTAよりいいクルマを作ってはいけないのだろうか。
最後の方はスターレットと見分けがつかなくなりスターレット共に消滅した。
結局、このおいしいコンテンツはヴィッツという形で継承されることになる。
当時は、周囲に小型のスポーツモデルがたくさんあったので1000ccなど興味は無かったが
今の時代にデトマソターボがでれば、私は即買いである。
VWポロより優れたコンテンツではないだろうか。