波の塔、映画評

去年だったか松本清張生誕なんとかでいろいろやっていたのを録画していた。
最近になってようやく観た。
今回は『波の塔』1960年
(出演)有馬稲子 , 津川雅彦
昭和35年である。
一応カラー作品なのだが、見終わったあとは白黒のイメージしかない。
脳がカラーを受け付けないのだろうか。
つるつる肌の津川雅彦は見る価値がある。
さて、本題。
松本清張作品だからと推理小説を期待してはいけない。
単なるメロドラマである。
障害が多すぎて実らない恋なのである。
見どころとしては、当時の下部温泉が見られること。
当たり前の事だけど当時は全部、昭和の建物だったのだよね。
列車のシーンでなぜかEF13が登場する。
それ以外はあんまり面白くはなかった。
こういう映画に星いくつと評価するのは無粋だな。