NHKが津波特番をやっていた裏で
テレ朝は不朽の名作『砂の器』をやっていた。
実はこのドラマは、今年３月１２、１３日に放送予定だったが、東日本大震災により放送が延期され、ようやく待望の放送が決まった。とのこと。
そういえば、春先にこのニュースを見て楽しみにしていた記憶はあるが
あの大震災で吹っ飛んでしまっていた。
結局、ラストの1時間ちょっとを見たわけだが。
何年か前にSMAPの中居くんがやっていた。
その前は加藤剛森田健作の映画になるかな。
これまでの流れとしてはいかに原作に忠実に映像化するかがポイントだった。
ところが今回のテレ朝バージョンは新しい演出で見ごたえがあった。
これまではラストで千代吉が生きているということで秀夫の写真を見て嗚咽するのだが
今回は死んでいるという設定。
これまではラストに秀夫が逮捕されるところで終わるのだが
今回は逮捕してから少年時代の回想シーンを混ぜている。
おかげで秀夫の気持ちを聞くことができたわけで。
これまで、逮捕された後どうなったのか、という素朴な疑問に答えた形となった。
