昭和のクルマ、XX

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あまり売れなかった二代目セリカと時代にでかいエンジンを積んだXX(ダブルエックス)ができた。
アメリカ向け、フェアレディZ対策で作られたやっつけ的なシロモノ。
あまり評判はよくなかった。
3代目のカクカクセリカになった時XXもチェンジした。
ロングノーズのそれこそフェアレディZを意識したデザインとなる。
セリカとそれほど大きさは変わらないのだけどGTカーとして存在感があった。
エンジンは直6DOHC24バルブになってそれなりの走り。
とは言っても外観や雰囲気は良いのだが中身はそれほどでもなかった。
まだまだやっつけの感じがする。
TOYOTAの思惑通りアメリカでは結構売れたらしい。
アメリカではXXというのは忌み嫌われるらしく『スープラ』という名前だった。
日本でもこのクルマにスープラのエンブレムを付けるのが流行った。
そのまま次のモデルではスープラになってしまった。