1990年の音楽の楽しみ方

本日出勤すると倉庫の整理をしている職員から手助けを頼まれる。
力仕事は勘弁してほしいなあと倉庫に行く。
幸いなことに力仕事はなく、機材の評価をして欲しいとのこと。
使えない機材は廃棄処分の手続きをするらしい。
まず、手始めはオーディオ機器。
レコードプレーヤーが二台。
どちらも年式は同じくらいのコンパクトな機種。
オーディオブームのごっつい機種とはちがう。
この時期はCDプレーヤーが発売した時期でレコードプレーヤーの存在価値が微妙な時期。
ニコンポの幅にぎりぎり収まるようなコンパクトな機種が多い。
ニコンポは両方のプレーヤーが装備という時期だった。
CDプレーヤーもあった。
驚いたのがデジタル光ケーブルが刺さっていた。
この当時としては最高級のミニコンポと想像できる。
あとはチューナーがある。
コンポだからチューナーとアンプが独立しているという最後の時期。
このあとはレシーバーの形が主流になる。
次に出てきたのが懐かしいダブルカセットデッキ
90年代後半からいよいよMDの時代になるのだが90年当時はまだカセット全盛だな。
ドライブデート用にオリジナル選曲のカセットを作ったものだ。
次にNECのVHSデッキ。
この時代はVHSデッキもまだ15万円ぐらいしていた。高級品だった。
ついでにシャープの初期の液晶プロジェクターが出てきた。
初代XV-100Zは私も相当無理して購入した。
その後、公共機関でビデオ映像をスクリーンに映写できる液晶プロジェクターの需要が高まる。
この機種はその頃のものだろうな。
面白いのが、プリモのワンポイントステレオマイクが出てきた。
これは70年代のオーディオブームの遺物だな。
私もSLの音を録音したいとデンスケが欲しくて…。
ようやく手に入れたときにはSLはすべて廃止になっていた。