ホンダ「ビート」後継車投入へ

ホンダはF1撤退以降スポーツを否定し続けてきた。
NSX、タイプR、S2000の廃止。
シビックまで無くしてしまった。
今となってはボテッとしたフィットやフリードやミニバンしかない。
かろうじてCRZがあるが、決してスポーツではない。
スポーツの定義は難しいが、最低限ワンメイクスのベース車になることが第一。
間違っている人が多いがスポーツはエンジンパワーではない。
エスティマやエルグランドにV6の300馬力ぐらいのモデルがあるがスポーツ車ではない。
サーキットのようなところでステアリングを楽しく回せるクルマが望ましい。
ATでも悪くはないがエンジン回転を制御されてしまうようなCVTでは面白く無い。
(最近はCVTでもギア比をマニュアルで選べるものもある)
ホンダビートは今見るとおもちゃのようである。
エンジンもパワーがなさすぎる。
それでもいまだにファンが多いのは乗っていて楽しいからである。
GTRとは対局のスポーツの定義である。
スポーツマインドを忘れてしまったホンダに楽しいスポーツカーは作れるのか。
今の間抜けな衝突安全規格をクリアするライトウェイトスポーツはできるのか。
ターボがないとパワーが無いからダメだという今風の人たちにビートのスポーツマインドは通じるのか。