佐賀原発説明会

佐賀原発再起動の国主催の説明会が佐賀で行われたということ。
国が選出した市民7人が説明を受け質疑応答があったとのニュースを見た。
見るからに茶番なのだがその中にも評価すべき点もある。
説明側がアルファベットや専門用語を行ってしまうという絵。
市民からはわからないなどの批判が出る。
ポイントはここ。
わかりやすく、だとか、理解できるように、などという言葉は信用できない。
科学技術というのはいろいろな学問の集合体である。
その一つ一つが物理や化学などの知識の上に成り立つ。
テレビでやっている教養番組もほとんどが歴史や国語なのである。
これは比較的理解しやすいから視聴者も納得出来るのだ。
これが、元素記号を並べて分子構造や分子運動の話になって
それを積分することでエネルギーを計算できるという数式を書いても
視聴率はとれないのである。だれも興味がない。
原子力など原子の構造や核反応、物理法則の宝庫である。
中くらいの高校大学を中くらいのの成績での出身者、それも文系なんて人に
わかりやすい原子力理論などないのである。