3.11大震災を改めて振り返る

311-3

3.11を改めて振り返るその3である。
14時46分に最初のゆれを感じて関東地方が大きな揺れに襲われたのは
47分から48分ぐらいだと思われる。
ようやく落ち着いたのは50分ぐらいになっていたのではないか。
嫁さんは割れた食器の片付け始め、私は倒れかけたパソコンのモニタや棚から落ちた
ものの確認や整理を始めた直後である。
再び本震に近い大きな揺れを感じる。
棚の上になんとか踏みとどまっていた置物がバラバラ落ちてくる。
嫁さんはキッチンで奇声を上げている。
震源は茨城沖だった。
この茨城沖も本震の震源域である。
地震は断層で起きるもので基本的に線で起きるのである。
とくにプレート型の場合はプレート自体が大きいので震源の幅も大きくなる。
最初の46分の震源宮城県沖だが数分かけて茨城沖まで断層が破壊したと考えられる。
300kmを数分であるからある意味爆発的な断層の破壊が起きたのだろう。
その南端の最後の地震がこの15時15分の地震だと考えている。
茨城南部から千葉県にかけてはこのダメ押しのような揺れで大きな被害が出ている。
その後も地震は続きこの日は生きた心地のしない夜となった。
さらに、この後の地震震源が陸地に近くなっていくのも恐怖を増大させた。
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