3〜4月の宿泊予約、東北で61%キャンセル

このニュースは主語がない。
というか主体がない。
いつどこでだれが…という文章になっていない。
まず、だれがキャンセルしたか。
4月に取材した大洗のホテルは3.11の客は到着しても帰ってもらったと言っている。
ライフラインがなくなったら客を宿泊させることは無理だし。
つまり、営業しているのにキャンセルされたというのと、
宿が客にキャンセルしたというのとでは意味合いが違うのではないか。
宿の予約サイトを見ても4月上旬では茨城福島宮城での宿はほとんど無いに等しかった。
JRのサイトはこの方面はすべて空白になった。
つまり、たとえ営業していて客を呼ぼうと思っていても私たちはそれをどうやって知ればいいのか。
被害の少ないと思われる内陸の温泉地でも被災者の関連で受け入れないところも多いらしい。
それよりも予定通り旅行した人が4割もいるわけで。
よく考えたらあの状況での予定通りの旅行とはたいしたものではないか。