つけっぱなしの美学

何度かここで書いていることだが、過去に見たという方は我慢してください。
つけっぱなしで多いのがテレビである。
まずTVをつける、という中高年がいかに多いことか。
実は私もそれに近い。
しかしである。
見るとつけっぱなしは違う。
中高年に多いのが何がなんでもつけておく。
電話が来ようが客が来ようが消すことがない。
それどころか、客を部屋に通すとTVをつけるというお母さんまでいる。
昭和30年代のなごりであろうか。
同じように家中の電灯をつけまくる人がいる。
消さないのである。
自分が向かうところが暗いのが許せないらしい。これは逆に子どもに多い。
このご時世で減ったとは思うが。
そしてパソコンである。
ほぼ一日中つけておくという話を何度聞いたことか。
サーバじゃあるまいし何の得があるのかわからない。
これはWindowsXPの時代までのパソコンに起因する。
古くなると起動が遅いのである。
下手すると5分とか10分とかかかるらしい。
そんなオンボロパソコンなど捨ててしまえばいいのに。
と、その人のパソコンをみるとけっこう新しい。
起動は極めて早い。
でも、前世紀の名残なのか起動が遅いものとしてつけっぱなし。
それと、いつもパソコンがついているとなんか仕事ができるみたいでかっこいいと思うのか。
今のパソコンは消すのは簡単。電源ボタンを一度押せば良い。
いちいちスタートボタンから終了を選ぶなんてダサイことをする必要はない。