原子力保安院と安全委、統合すべき…経産相

何を今さらともおもってしまうが。
まあ、民主政権になったからこういう話も出たのかもしれないね。
今回はこうやって事故のおかげで露出したために目立ってしまったのが原因。
ダムや道路、水源や農政などなど至る所にこういうポストを増やすための
ナントカ団体が星の数ほど存在して血税を食いつぶしている。
それでいて本省では人手が足りないとかで深夜まで仕事をしていると聞く。
わざわざ天下りさせて人出不足にしているというのだから彼らのずぶとい神経に恐れ入る。
今回の原発事故でわかったように、必要なかったのである。
監視機能も管理機能も事故対応機能もなんも無かったのである。
いてもただ原稿を読むだけの誰でもできる仕事だったのである。
窓口を東電だけに絞っていれば違う状況になっていたかもしれない。
(良いか悪いかはビミョーだが)
少なくとももう少し早い、先手先手の対処ができたかもしれない。

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話は違うが災害派遣自衛隊員が漏らした言葉があるとどこかで読んだ。
「米軍は現場の判断で行動ができるが、自衛隊はいちいち上の指示と了解が必要だ」
原発の事故が防げなかったように、自衛隊も外敵から日本を守れるのか。
今の日本の様々な機構は平和時にはある程度うまく機能しているが
有事の時はあてにできないことを知った。