茨城・つくば市が、福島第一原子力発電所の周辺から転入する住民に放射能検査を求め、
批判されたというニュース。
昨日のテレビニュースでは現地の役所の課長という人にインタビュー。
特に悪びれることなく無表情でたんたんと答えていた。
多分いろいろな努力とガマンをして課長になったんだろうな。
ただし、努力というのが向上心なら良いことなのだがこういう社会での昇進には
保身と人間関係の努力が一番大切なようだ。
全体を見渡す能力や的確に判断して指示する能力は問われない。
自分の目の前にある事だけを保身を第一に仕事を片付ければ良いのである。
そうするとこういう課長が量産される。
さらに当然放射線や放射性物質の基礎知識は微塵も無いだろう。
まあ、誰もしらないからこんなことがまかり通っていたわけで。
淡々としているのは悪いと思っていないから。
転入者をちゃんと調査していました、という考えからの行動であった。
相手の気持ちなどいちいち考えていてはえらくなれないのである。
これでいいのだ。