被災者とガソリン

東北地方は各地でガソリンの不足が続いていると聞く。
もともとそういう地域ゆえ生活をクルマに頼っている部分も多かろう。
でも、実際被災していろいろ失った人たちが本当にクルマに乗って移動する義務があるのかと思う。
特にテレビを見ていて思ったのが家族を探すためにクルマで回っているという人。
話を聞けばかわいそうなのだが、クルマで走りまわっても結果はいっしょである。
現地のレポートを見る限り情報不足はどうしようもないみたいだ。
このように闇雲にかソリンを使っている人が案外多いらしい。
中には食べ物などの物資を調達に行こうという人も少なくない。
しかしながら、援助物資でまかなえるものはそれで我慢することも。
と、関東で偉そうなことを書いても現地ではもっともっと困っているのだろうな。
義援金がいくら積まれても、自衛隊や米軍がいくら物資の調達に努力しても
届かなくて苦労している人たちがたくさんいるのだろう。
だからといって、クルマで走りまわるのも決して得策ではない。
一番良い方法などないのだろう、が、ガソリンを取り合うのは良い方法では無い気がした。
ガソリンも含めて早く東北地方に必要な物資が届くことを願うのみ。