金町浄水場で放射性物質

なんと、東京でも具体的な数字が出てきた。
放射能汚染は思いの外、広がっているということがわかった。
風評もへったくれもない。
半径100kmが危ないということともとれる。
それをまわりに飲み水がなければ水道水を飲んでもかまわんとは何事だ。
まったく無責任な話である。
ただし、担当者の気持ちもわからなくもない。
過去に経験がないし、日本に前例がないのである。
放射能汚染などSFの話し、絵空事であったのだから。
戦後、続いてきた原子力政策はここでいよいよどん詰まり。
問題なのは、今の日本にその代替案が無いことだ。
太陽電池を作るにも多量の電気が必要なのだ。
今の東京よろしく、大量にエネルギーを消費する文化は終わりだということ。
都内の背の高いマンションに大枚はたいて住んで
「夜景が綺麗なんだよ」なんていうバブリーな話は終わりなのだ。
これからは我が家までせっせと階段で昇り降りすることになる。
購入した飲み水をもっててくてく30階まで上がりなさい。
東京の水道から放射能が検出というのはそういう事だ。