批判の的(まと)の東電の苦悩

誰が責任を取るのか、は、さておいて東電への批判が高まる。
情報公開がされていない、説明責任をはたしていないなど文句はたくさん。
でも、冷静に考えるとこの記事になる。
早い話が誰にも現状がわかっていないのである。
本来の状況把握するはずのモニタ機能がすべてダウンしているわけで。
現場であたふたしている人たちの情報が全てということになる。
災害に対しての備えが無かったことはあとで責任をとることにしても
映像を見るかぎりは北朝鮮からミサイル攻撃を受けたのと同じ雰囲気だ。
現場の東電の職員には責任は無いよなあ。
自然災害が直接的に原発に破壊的な影響をもたらした稀有な前例となった。
原子力が爆弾の形ではあるが実用化されてから65年である。
まだまだ人類でコントロールしきれていない発展途上の技術なのである。
原発施設のPRセンターの安全の連呼はやはり嘘だった。