大震災と停電とラーメン

いつもここで書くことなのだがエネルギーを使わないのは動かないこと。
運動はたくさんのエネルギーを食うのである。
ところが多くの市民がやっていることはこぞってスーパーにいき
根こそぎ買い漁ること。
いま、地元のスーパーを覗いてきたがラーメン、パン、米が売り切れ。
雑貨では紙類かな。
スーパーは地震特需である。
近所のガソリンスタンドも売り切れの張り紙。
みなさんどんだけクルマで走りまわるつもりなのだろうか。
確かに我が家も今回の地震でひどい目にあった。
(もちろん東北沿岸の被災者に比べるもないほど軽微だが)
だからと言ってラーメンを買い漁ることが本当に防災だろうか。
もっと落ち着いて今何をすべきか考えるべき。
何でも消費行動を取るというのは困った習性である。
こうやってお祭り騒ぎをするから電気が足りなくなるのである。
ラーメンで食いつなぐ覚悟があるのなら一日一食でも生きていける。
被災者は避難所でそうしているらしい。
家でじっとしてテレビを見ていれば最小限のエネルギーですむ。
これから政府の対策などで少しずつ流通や電気事情も改善されていくだろう。
スーパーでパンやラーメンを買い漁った家庭はしばらくそれを食べることになる。
まさか飽きたからと捨てることはあるまい、それこそ被災者に申し訳ない。