3.11地震、計画停電首相発表

金曜日からまるで異次元の空間にいるようだ。
小松左京の小説を読んでいるようだ。
ところがこれはリアル、現実である。
その第一弾は物資の不足。
どこのスーパーもコンビニも品薄。
第二弾はガソリン。
長蛇の列ではなく売り切れであった。
そして第三弾は停電。
神戸や新潟のように狭い範囲での直下型地震ならば
その地域だけの心配をすればよいが今回は範囲が広すぎる。
物資にしてもエネルギーにしても足りない、届かないとなるわけだ。
以前に私は神戸の震災を関東に当てはめてシミュレーションした。
被災者は10倍の2000万人と推理。
当然物資の供給が間に合わずパニックになると予測した。
今回は大都市の震災では無いが範囲が広すぎるため結局2000万人近くが
何らかの形で被災したことになる。
結局、物資とエネルギー不足が生じたわけで。
狭い範囲の地震ではとりあえず周囲から電気を調達することができたが
今回はそれもかなわない。
まさに大震災である。
エコだからなどと甘い言葉で反対派の意見をもみ消して原発
つくり続けてきた無策な政府の体質が、このような自然災害に
弱い社会にしてしまったのか。