ハートロッカー

去年のアカデミー賞の話題の映画をいまさら見た。
アバターと作品賞を競った作品である。
第一印象は面白い。
変に作ったところがなくドキュメンタリータッチに徹している。
きっと現代の戦場というのはこういうモノなのだろうと思わせる。
画質はあえて小型カメラで撮影したような映像。
音声は思ったよりも良くはない。
とは言ってもサラウンド効果はかなりクリアに。
そんなマイナスイメージを吹っ飛ばすかのような緊張感あるシーンが
ひたすら続くのである。
アクション映画ではひたすらマシンガンを撃ちあうシーンがよくあるが
実際、M16などのマシンガンはマガジンに20発程度。
オートなら10秒程度で撃ち尽くしてしまう。
一人が持つスペアのマガジンはせいぜい10個程度。
2分も撃てば弾切れ。あとは素手で戦うしか無い。
実際の戦争(イラク)は映画とは違うのである。
そんなディテールまで上手く再現されていたと評価している。