イングロリアス・バスターズ [DVD]

多くの人がコメントしている話をなめるような感想になってしまうが。
まず、字幕がつかれた。
いろいろな設定など説明的な意味合いが強いところは読むのが大変。
映像に集中できない。
R指定になっていたのはエロではなくてグロの方だった。
ところどころに残虐なシーンが点在するのはタランティーノならではの表現。
それが嫌だというなら最初から見るべきではない。
しいて言えば、話をもっと単純にしても良かったかな。
バスターズの活動シーンが少なかった。
前半でバットで…というシーンがあったきりで、それでナチに恐れられている、
というのはちょっと無理があるような気がした。
ラストの映画館のシーンはダイナミックに見えるようだが映像的には雑に感じた。
引いた絵ばかりで恐怖に歪んだナチの表情がとらえられていない。
前半の『ナチを皆殺しだ』という高揚に対して後半は少し間延びした感じがリズム的にしっくり来なかった。
もともとタラちゃんの映画の脚本はこんなモノなので今に始まったことではない。