日本の観光産業その二

前回の続き
もうおなじみの話だが日本の観光産業もいかがなものか。
ポイント3  外国人観光客
ここで大別されるのが先進国と後進国の客である。
東京で見る欧米人の多くは地図片手に電車の窓から駅の名前を見ている。
宿泊も安いビジネスホテルみたいなところが多いそうだ。
築地で迷惑だといわれるのはこの人達。
とにかく日本の文化に興味がある。
アキバにもウロウロしているがほとんど手ぶらである。
それに対し東南アジアの我々の同じ皮膚の色の観光客は違う。
空港からバスをチャーターして団体で動く。
有名ホテルや旅館に宿泊して大きな声で騒ぐ。
観光地やアキバでは札束を出して買い物にあけくれる。
観光産業にとって美味しい方は言わずもがな。
こんな後進国の非礼な人達相手に生活費を稼がなければならない。
おみやげ物屋で観光産業…ではどうしてもこうなる。
ポイント4  高級旅館
高級旅館がいいのは、中が豪華だからではない。
貧乏人が来ないからいいのだ。
大酒飲んで騒いでいる人たちに会席料理のおいしさなどわからない。
そういう人がいないのは実に落ち着いていて良い。
中級旅館やホテルでも『○○人お断り』『団体客お断り』とするのも良い。
私なら喜んでそのホテルを選択することだろう。

写真は北海道の観光地のおみやげ物屋。
この手の日本人形は最近どこの観光地でも見られる。
omiyagP1060239.JPG