デジカメについて考える、その二

ポイント2 デジカメの進化
デジモノの宿命みたいなものでどんなに良いものを購入してもすぐに古くなる。
ちょっとした機能などはそれほどショックではない。
君が以前に書いた、可動式モニタや動画機能などである。
いらないと思う人にはどうでもいい。
ところが、確実に「ああー」と思うのが画質である。
つまり画像エンジンだな。
毎年、新しいカメラが発売されるわけだが、画像エンジンが同じなら中身は一緒。
もちろん、エンジン自体もマイナーチェンジするわけで進化しているが
劇的な進化でない限りは何年かは満足して使えるはずだ。
私のように速度のある物を撮影するのに大事なのがAF機能。
これも刻々と進化している。
合焦するスピードはこの十年それほど速くなったわけではないが精度がよくなっている。
デジカメの画像はPC等で拡大されることが多く(つねに引き伸ばしたものをみている)
フィルム時代には考えられないほどのピント性能が問われる。
量販店でテスト用のカメラでAFスピードや精度はある程度確認できる。
素数などはカタログで大きく書ける性能表示だが、前にも書いたように
こんなモノはどこの会社も横並びで、すぐに追いつかれる。
実際に使い込んでみて、画像を何枚も見比べてわかる性能がカメラの性能であり
進化を感じられる部分である。
次号ではレンズとのかかわりについて考える。
以下次号へつづく
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