レクサス「LFA」の納車開始

日本にはすでにGTRがある。
それなりの性能である。
GTRやNSXの1千万円クラスのクルマはとんがっていれば良い。
ところがこのクルマは4千万円である。
付加価値が欲しくなるところだ。
クルマに対する付加価値とは何か。
クルマのことがよくわかっていないやつほど数字で表せるもの,
もしくはふわふわの乗り心地を高級とする。
速さはたしかにステイタスだがGTRで事足りる。
ふわふわの乗り心地が欲しければエアサスのバスに乗れば良い。
それでは何に価値を見出すか。
それは、流れるようなボディデザインである。
ポルシェでもフェラーリでもベンツSLでも空力とはちょっと意味が違う
すばらしいデザインがあるのである。
ランボルギーニはちょっと方向性が違うが素晴らしいデザインである。
それにひきかえ日本車のデザインはひどい。
トヨタ2000GT117クーペが懐かしい。
スポーツとなるとGTRやランエボのようなガンダムチックになってしまう。
せめてレクサスはと思っていたが三角形のヘッドライトにしてもなんとも。
もちろんクルマ自体はたいへんカッコが良い。
でも4千万円近く出すほどのうっとりするようなクルマではないな。