水嶋ヒロ『KAGEROU』好調なスタート 批判の声も

出版の起爆剤にはならないだろうなあ。
基本的にタレント本。
松本人志郷ひろみと同類である。
単なるエッセイ、暴露本と違うところがあるだけ。
結論はタレントだからこその出版騒ぎなのである。
今回の鼻につくところは、小説コンテスト優勝という余計な細工をしたところ。
実力なのか仕込みなのかは別にして出来すぎと思われるのはしかたがない。
そのひとつに、去年からの流れがある。
アイドル歌手との結婚で話題になっただけなら良いのだが
その歌手が病気休養宣言など、これまた過剰な装飾をしすぎた。
おかげで、CDがだいぶ売れたみたいである。
話題を提供し、その話題に付加価値をつけて、何かを売る。
偶然も何度か重なると必然になる。
ある意味、芸能人としては普通の行為であり批判に値しない。
だけどやり過ぎはちょっとねえ。
過ぎたるは及ばざるが如し、である。