「一太郎」の次期バージョンを12月7日に発表

私がはじめてワープロに触れたのは一太郎ではない。
8ビット8801時代のユーカラというソフトであった。
5インチDDのフロッピーを挿し込んで立ち上げた。
ところが世の中が16ビットの時代になり研究室にも9801が配備されると
そこにあったのは一太郎であった。
非常勤助手で大学で働いていた私は教授たちから文書作成を命じられた。
下働きだからしかたがない。
この時から今に至るまで一太郎との付き合いがある。
パソコンにHDDが組み込まれて変換が劇的に速くなった。
その前に確か一太郎ダッシュというのがあって、システムの一部と
ATOKを当時容量が大きくなって余裕が出たRAMに読み込ませて
カチカチとFDへのアクセスなしに変換するなんていうのもあった。
たかだか1M程度の情報量の範囲だったのでいろいろできて面白かった。
Windows98の時代になると一太郎の容量も350Mぐらいに肥大した。
まだ、HDDがようやくギガになった頃の話。
HDDの残量を気にしながらのインストールだった。
全てのバージョンを使ったわけではないが、
私のパソコンライフは一太郎と共にある。