実に素晴らしい文章である。
ポイントを整理してみた。
1. 自殺に至った理由
きれいごとを書くかと思ったが、うつ病についても言及している。
単純に実母の死についてグダグタ書くかと思ったが冷静に書かれている。
2. うつ病の治療
精神科医にかかっていたことを明言している。
良い医師にめぐり合えなかったと書かれている。
3. 自分のせい
ここまで客観的に自殺を分析した上で自分のせいだと書いている。
裏をかえせばやるべき事は全てやったが力及ばなかったという表現。
自分のせいと書くことで同情を求めている。
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実際、松平健のコメントはすべて真実である。
自殺した妻も松平健自身もそれなりに苦しんだことだろう。
それを誤解を与えることなくうまいこと表現したと評価できる。
強いて言えば、そこまで書ける女となぜ結婚したのかということ。
脳天気な女よりはこのくらいの女のほうが魅力はあるのだろうが。
