報道ステーションの自殺報道

今日の報道ステーションでは若い教員の自殺について特集していた。
早い話が学級崩壊で悩んで自殺したという。
ところが内容は自殺した教員の遺族の一方的な内容。
どうしても学級崩壊に誘導したいというのがミエミエ。
ポイントを整理してみた。
1. 新規採用教員
24歳ではあるが、新人の女子教員であった。
勤務半年で自殺したとある。
原因は指導がうまくいかないからと言っていた。
新人先生で指導が上手くいった人ながいるのか逆に聞きたい。
2. 学級崩壊
小学4年生の担任だったそうだ。
言う事を聞いてくれずに苦悩したと言っているが
実際、新人の女の教員にそんなにきついクラスを持たせるとは考えにくい。
取材ではそんなに指導困難なクラスではなかったと証言がある。
3. 残された日記
その教員の日記が残されていて画面でも紹介された。
苦悩が伝わってくる…なのだが、実際、悩んでいるときに
あんな日記を書けるものだろうか。
ある程度の専門家が見ればきっとわかるのだろうが
私がその日記を見る限り精神的に病んでいると判断した。
神様…なんて文章を書いたり、あとから紙をクシャクシャにしたり
ペンでグリグリしてみたり、異常である。
4. 自殺するタイミング
自殺した24歳の新人教員が自殺したのは勤務して半年であった。
多くの人が経験することだが、就職して半年なんてあっという間、
何が何だかわからないうちに過ぎていく期間である。
それなのにこの新人は言うことを聞いてくれないと悩みを日記に残している。
そして半年で自殺という結論に達している。
悩んで自殺と言うにはあまりにも期間が短過ぎる。
5. 結論
昨日もここで書いたばかりだが、マスコミは自殺を美化しすぎている。
特に今日報道ステーションでの特集は学級崩壊のネタの為に
自殺教員をダシに使ったもので、あまりにも短絡すぎる。
就職して半年で自殺するというのは、もともとうつ病であったことを意味する。
責任の所在を追求するならば、採用した教育委員会を突っ込むべき。
生徒のやんちゃを理由に自殺するような教員を採用した罪は重い。
このクラスの生徒達もどれだけダメージを負うことになるか。
自殺を美化するあまりそういう事には一切触れていないのがテレ朝の報道である。
もともと朝日新聞系は学校批判教員批判で食べている会社なので生徒のことなど気にもとめない。