羽田空港の発着がおかしい

私の住む千葉県西部の空が賑やかである。
羽田にアプローチする航空機が全て鎌ヶ谷市川のラインを通っている。
このアプローチは南風が強い荒天時のみの空路なのだが。
今日は天気もよく風もほとんどない。
南寄りの風なら房総から木更津、千葉市沖を抜けて東京湾岸を左旋回しながらアプローチするはずだ。
ほぼ5km間隔、ほぼまっすぐ市川市上空を南南西に飛んでいる。
それどころか南の空を見ると南から西に向かって左旋回する航空機がアプローチの上の空域を飛んでいる。
天気が良い金曜日の夕方のラッシュ時にこんな飛び方はおかしい。
羽田のフライトインフォメーションにアクセスすると軒並み20分から30分の遅れ。
検索でそれ以外の異常を知らせるサイトは見つからない。
ニュースを見ていてようやくわかった。
18時過ぎに中国の胡錦涛が羽田に降りたというのである。
多分、他の国の要人もこれから羽田に降りるらしい。
おかげで羽田より南側の空域をあけておいて民間機を北寄りに集めているらしい。
金曜日の夕方にいい迷惑である。
D滑走路はどれだけ運用されているのか。
先程書いた南から左旋回で上がっていくのはDから飛んだ機体なのかな。
ところで、要人はどうして羽田なのか理解に苦しむ。
要人だから特別扱いしたいのなら特別な空港を貸切で使えばいいではないか。
静岡空港でも福島空港でもいい。
なにもラッシュの羽田空港をわざわざ使うことはないではないか。