カールじいさんの空飛ぶ家

ちょっと前に話題になったディズニーピクサーの新作。
個人的にディズニーピクサーはそれ程好きではないのでたいして期待していない。
ウォーリーもよくできたCGだったが後半、話が飛びすぎて興冷めした。
この作品も前半はすごくいい。
この夫婦の出会いからを丁寧に描いている。
これだけでも十分短編として通用する出来栄え。
いよいよメインの風船が出てくる。
ディズニーピクサーのお約束なのか舞台が変わる。今回は南米という。
ところが動物キャラクターがものすごくキュートである。
おかげでずいぶん笑わせてもらった。
ウォーリーでは後半は何の感情も起きなかったことを考えると雲泥の差。
十分楽しめた。
特に主役がじいさんということで私たち大人に対してもメッセージ性がある。
その辺で感情移入できるように仕立てたか。
後半に飛行船が出てくるのもホンワカしていていいではないか。
一応現代の設定だがカールじいさんの若借りし頃とリンクしているようで盛り上げている。
太った子供のキャラクターが鼻についた以外は大変良く出来た映画である。
星4つ(5点満点)