AKB初ミリオンCDがタダ同然の怪

AKBがらみのニュースは大抵がヨイショのタイアップニュースなのだが
久々に普通のニュースが流れた。
ニュースコメントを見ると大方の人が「予想できた」「今さら」という。
昭和の時代からアイドルなんていうのはそんなものだった。
アグネスチャン天地真理浅田美代子がデビューしたときは
テレビの前のみなさんは一様に吉本のようにズッコケたものだった。
70年代はどちらかがよければどちらかが悪いという究極の選択。
80年代に入るとその反省からか、歌が上手なアイドルが出てくる。
松田聖子が筆頭だったね。
唯一、アイドルは歌下手の伝統を守っているのはジャニーズファミリーだけだ。
AKBはアイドルという職種に特化していて音楽がどうかはもうどうでもいいのである。
ポイントはどんなファンをターゲットにしているかだ。
すべてを捧げる熱狂的な古き良き時代のファンというよりは
いらないCDは捨ててしまうというある意味冷めた人たちをターゲットにしている。
握手や写真がとれればそれでいいのである。
CDをまとめ買いできることからある程度の年齢であることもポイント。
ライダースナックやビックリマンの世代なのだろうか。
考えて見れば子供の頃からお菓子を捨てるほどの金持ちである。
ターゲットにするにはベストであろう。
先程、怒りっぽい人たちの話をここに書いたが
このニュースは怒る気もしなくなるくらい間抜けな話である。