富士山協力金、賛成63%

このニュースでは富士山、先日のニュースでは尾瀬の資金難の話。
入山する人から金を徴収するという資本主義、自由経済においては至極当然な論理、話である。
富士の登山道や尾瀬の木道などの劣化、それに伴う環境破壊はひどい。
さらに糞尿の処理など問題は山積である。
なぜ入山規制をしないのか。
もしくは入山料を徴収することで規制と資金を両得しないのか。
以前からずっとずっと不思議に思っていた。
が、アホな私もようやく気がついたのである。
それは、この環境破壊観光客にぶら下がっている地元業者であった。
彼らは環境よりもお金が大事なのだ。
ところが環境そのものが彼らの食いぶちなのである。
肝心の環境が壊されては元も子もない。
今までは美味しい汁だけを吸っていた彼らも知らん顔できなくなったようだ。
個人的に思うに山の中に自販機やキーホルダーやソフトクリームを売る売店はおかしい。
山の上でカレーや定食を食べるのも不自然だ。
富士山や尾瀬はもっと過酷な山であるべきなのである。
立山アルペンルートのような高額な料金のバスを定数のみ運行して総量を規制する。
それ以外は富士なら2合目あたりから、尾瀬なら戸倉あたりから登山させろ。
売店や販売機は登山道入り口より外側に配置する。
富士山は山全体がご神体の山岳信仰の総本山である。
5合目や頂上のようなレジャー施設のようなものは一切排除すべきだろう。
そうすれば環境問題も山岳事故増加も一挙に解決する。
それで困るのはゴミを撒き散らし軽装で登って迷惑をかけまくるやつらに
ジュースやソフトクリームを売って私服を肥やしている地元の人だけだ。