小6自殺 学校側に10回以上相談

ここで難しいのがいじめと嫌がれるのちがいである。
私も小中のころ、席替えの時に「あいつの隣は嫌だ」と露骨に言われた。
これもいじめだったのだろうか。
運動が苦手だった私は三角ベースにも入れてもらえなかった。
これもいじめだろうか。
フォークダンスの時女子から指一本だけ出された。
これはいじめだろうか。
確かにこういう事が続くと学校は面白くないよなあ。
でもね、人にはいろいろ性格というものがあるし、みんながみんな
楽しく仲良く生活しているわけではないんだよね。
たまに衣服が臭かったりワキガの臭い子もいるが家庭の問題なのだろうけど
小学生にはわからないよなあ。
ついつい「ちかよるなよ」と言いたくなってしまうだろう。
持ち物を取られたり破壊されたり、肉体的な苦痛を与えられれば
客観的ないじめと認定されるのだろうけど、今回の話はやや難しいね。
一部の田舎の人達はよそ者を嫌がる傾向もなきにしもあらずだし。
さらにである。
自殺を選択してしまうというのは、精神的に病んでいる。
マスコミは『いじめを苦に』と書きたてるのだけど、イコールではない。
自殺を選択する人は精神的な病だときく。
もちろん親にしてみればいじめられてかわいそうだと思うのは普通の事。だが
やはり自分の娘がうつになっていたことが見えなかったことの方が
大いに後悔、反省すべきことだったのではないか。命に関わるのだから。
記事を読む限りでは随分前からいじめには気づいていたということなので
学校へ相談に行くと当時に心療内科などに行くべきだったのかと思う。
ただし
もしかしたら学校側で相談に来た親に
「娘を心療内科へつれていけ」と言ったかもしれない。
たいていの親は逆上して
「いじめられているうちの娘を病人扱いするのか」と言うだろう。
難しい事件である。