風力発電その3

3. 不安定な発電
発電機の回る速さが不安定なため交流として使うことはできない。
そのおかげで直接使うことも難しい。
というわけで蓄電施設が必要になる。
現在では風力発電を設置するのに際して蓄電施設も義務付けられていると聞いた。
これが結構高価なのである。
が、稼働タイミングが極端な風力発電では仕方が無いこと。
ちなみに我が家の家庭用だがトラックに積むような60タイプの鉛蓄電池を4つ購入している。
自動車販売店などで定価で購入するとひとつ2万円前後する。
私はネットで安く購入したが、安物は効率も耐久性も悪い。
理論的に化学電池は化学反応を仲介するため電気を貯めるときに損失があり
(間違っていなければ内部抵抗という)再び発電して電気を取り出すのにもロスがある。
極めて効率が悪いのだが他に選択肢がない。
効率のよい電池は単価が高いのでトータルコストは似たようなもの。
安い蓄電池でもトータルすると発電機本体の価格と変わらなくなってしまう。
こう考えると実に割の合わない発電方法である。