特捜検事逮捕謎多いFD改ざん

信頼だの正義だのと検察批判をみんなでしているな。
もともとこの世に正義などはないのだよ。
あるとすれば正義と思われるもの…かな。
公務員にとっての正義は慣例や慣習が継続されること、不祥事がないこと、
クレームが無いこと、マスコミに突っ込まれないこと。
今回の事件はそのすべてがアウトだからどうしようもない。
さて、ツッコミどころを整理してみた。
1. データの改ざん方法
てっきり文書の内容を書き換えたのかと思っていた。
実際は更新日時を変えたというもの。
基本的に更新日時はユーザーが故意に改ざんできるものではない。
PCの内部時計に依存している。
素人考えだと、プロパティから時刻の調整にいき、目的の日時にした上で更新作業。
内部時計に依存しているとすればこれでよい。
2. データの改ざん方法その2
もっと簡単にできる。
それはフリーソフトを使う方法。
会社や公共のPCを使用した時、自分の作業を知られたくないことは多い。
最近使ったファイルやブラウザの履歴など。
それをきれいに消してくれるソフトが存在する。
今回の事件もそれを使ったようだ。
3. それがなぜバレたか
前記のソフトは自分の作業を知られないようにするためのもの。
なのに今回の事件はバレバレだった。
それは犯人自身にPCの知識がなかったと考えられるし報道されている。
どうやらこの作業を部下に頼んだ、やらせたようだ。
もし、犯人が一人で行ったのならバレるわけがない。
4. トップシークレット
検察の威信を揺るがすようなトップシークレットがなぜ表に出たのか。
それはその実際にフリーソフトを使った部下の存在だ。
警察や検察がやってはいけないコトをやってしまった。
バレればクビ、逮捕である。
検察の人間なら誰にでもわかる。
それを上司の命令でやっちまったわけで。
自分がその罪をかぶるのはとんでもないと思ったことは容易に想像出来る。
頭の悪い管理職は部下は自分の味方だと思っている。
5. FD
若い人ほど違和感を持ったのがこれだ。
今更FDはないよなあ。
事件の発生日時からしてそれもありかと思ったりもしたが。
私の職場でも先日文書はここにあるから、とFDを渡された。
今時、どのPCで読めるのか、と思いつつ受け取る。
私の職場のPCは古い機種でドライブが付いている。
FDDはここ5年のPCには標準ではついていない。
ある意味、シンプルなセキュリティかもしれないな。