JR東のハイブリッド列車

ディーゼルと蓄電池とで走る車両だそうだ。
ポイントなのはその燃費。
従来の車両より燃費を1割改善、排気中の窒素酸化物なども約6割減らせるという。
燃費10%をペイできるだけの車両価格なのか気になる。
そんなに安くないだろうに。
見方を変えれば鉄道というのはもともとものすごく効率のよい交通機関。
何たって動くもののネックとなる摩擦係数が極めて小さい。
鉄の車輪に鉄の線路だからな。
アスファルトとゴムとを模型で比べてみてもすぐわかる。
さらに201系以来のインバーター制御など電車は行き着くところまで来ている。
その上大量輸送も可能である。
ハイブリット技術を投入しても10%が限界なのである。
さらに東京近郊の通勤列車は大体90km/h程度しか出さない。
一部の優等列車が120から130km/h程度。
これも空気抵抗とエネルギーの関係からすると最も効率が良い速度だ。
鉄道は極めて環境負荷が少ない乗り物なのだ。