フィットHV159万円

ほぼ予想通りの金額でぶつけてきたな。
この手の技術は販売価格が安い方の勝ち。
3代目プリウスと2代目インサイトは高いプリウスの勝利だった。
が、この二つのHVは似ていて非なるもの。
プリウスはEVモードなどHVの高みに向かっている。
それに対してインサイトはHVをガソリンエンジンの補助という位置づけ。
バッテリーやモーターを大容量、ハイパワーにする必要がない。
本来なら50万から100万程度の金額の差がつくはずだったのに、トヨタはやってしまった。
予定より40万も安くして売ってしまった。
ホンダはHVのスタンスを変えない。
あくまでもガソリンエンジンありきの考えだ。
今回のフィットがその答えだろう。
世の中がEVにシフトするまでにはまだ時間がかかる。
それまではホンダの考え方は正しい。
マツダはHVに頼らない高効率エンジン車を来年にでも発表するそうだ。
プリウスのPHV(プラグインハイブリッド)はEV走行が20kmと聞いている。
結局その後はエンジンを回して走るわけで、確かに燃費はその分よくなるわけだが
でかいバッテリーを積んで結局エンジンを回すのであれば環境負荷は燃費ほど良くない。
クルマは軽いほうが良いのである。
その答えがフィットだと思っている。