長野電鉄ロマンスカー


地方の私鉄ローカル線というのは、使い古しの通勤電車を使うのが普通。
ところが長野電鉄は昭和30年代からクロスシートの特急車両を走らせていた。
エキセントリックな私鉄である。
次に話題になったのは東急のアマガエルを走らせたこと。
これによって、鉄道マニアが押しかけるようになった。
アマガエル自体は単なる通勤電車なのだが、その独特の風貌に人気があった。
今でも渋谷ハチ公前でも見ることができるあの車体だ。
残念ながらアマガエルも全て廃車になってしまった。
長野電鉄の次の一手はこの小田急ロマンスカーである。
残念ながらNSEでは無い。
この10000型のHiSEである。小田急でもまだ現役だ。
長野の田舎町でこいつが近づいてくると変な気持ちになる。
マニアの方には有名だがNEXの車両入れ替えのために余剰となった253系長野電鉄が買い取っている。
HPで紹介されている。
なにはともあれ、地方が元気なのは良いことである。