私の職場を回ってくる営業マンはものすごく低姿勢、丁寧語。
営業マンだからある意味当たり前だからどうこうはない。
それでも私のような下っ端にまでものすごく丁寧語で話されるとなんだか馬鹿にされているよう。
ところが、私のような感覚の人間が珍しいとのこと。
99%以上の人は、下手に出れば出るほどご満足いただけるそうだ。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」とあるように、社会的地位や心がエライ人ほど威張らない。
ところが低い地位の人は威張れない。
かくして、お店やら公共機関やらで下でに出てくる人に威張る、攻撃するのである。
心が寒くなる人たちである。
私の性格もあるのか、私の友人でそういう人種はいない。
誰にでも心優しい連中である。
友人たちは攻撃的ではないが、前出の低姿勢な営業マンに弱い。
すぐにクルマなど決めてしまう。
話はそれたが
私の性格からして鉄道マンは務まらないな。
絡まれたら先に手が出てしまう。だって殴られるのは嫌だ。
こちらから殴りかかるのもなんなので向こうが飛び掛ってきたところで
腕をつかんで相手の腰に膝を当てながら腕をねじって背後に回り
足を払って地面にうつ伏せに押さえつける。
刑事ドラマで犯人を逮捕するときのあれだ。
相手が刃物を持っていたら…。
一目散に逃げる。
根性なしの私に鉄道員は務まらないのである。
