スタントマン

今日は天気もよろしく、私は研修会へ。
何の研修会といえば交通安全である。
この手の研修会はほとんど免許センターで見せられるような
ベタなビデオというのがおきまりだが今日は違った。
交通事故を実演しようというのである。
プロのスタントチームを呼んでこどもたちの前で実際に事故を起こすというもの。
学校の校庭に石灰で臨時の交差点をつくって、クルマを走らせる。
そこに自転車がふらふらと出てきて、ドーンである。
自転車の人はボンネットの上にたたきつけられ地面に落ちる。
校庭は悲鳴、ワー、キャーである。
クルマと自転車がぶつかるときのガシャーンという音が耳に残る。
タダ単に見せるだけでなく専門のお姉さんが上手にMCをしてくれる。
大人が見ても十分感動できるすばらしい研修会である。
交通安全よりも生のスタントマンの演技にくぎ付けであった。
ちょいときいたところ、一回の興行で25万から30万円だそうである。
児童生徒300人なら一人千円、保護者も集めれば500円である。
それでスタントマンの妙技が見られるのなら安いものだ。
その上、下手な警察の交通安全教室なんかより効果は計り知れない。
ちなみにこのスタントチームは「踊る大捜査線」など多数の邦画に出演とのこと。