奨学金は借金

私の実家も貧乏だったため、あとは私自身もちょっと勉強したため
奨学金を受けていた。
当時はいろいろな特例があって条件を満たすと返済を猶予するというのがあった。
当然、その条件に見合うように多少の勉強したわけである。
もし、普通に受給すれば良くて無利子、下手すると数%の利子をつけて
返済することになる。
社会人になって最初の頃は手取りが15万円前後、ここから数万円の返済は苦しい。
特に、私学で下宿となるとそこそこの奨学金になるので返済もかなりきつくなる。
本来、お金を借りて大学に行くというのはそういう意味なのだが。
というわけで、奨学金を受けるというのは諸刃の剣でもある。
最近、生活が苦しい学生生徒に教員は奨学金を勧めないそうだ。
社会人になってからの返済の苦労を考えると、学校に通いながら
アルバイトに精出して学費に充てるべきだそうである。
よくあるパターンだが、そこそこの生活できる人がつつましい生活で
金のない人のほうが借金してまでいい生活をしたがる。