“子どもに見せたくない”番組、7年連続『ロンハー』

ロンハーは素晴らしい。
格付けが話題になり始めた頃はよく見ていたが
若手芸人を嘘メールで騙すあたりから見なくなった。
でも、こういう悪ふざけは基本的にみんな好きだからいいのだ。
私の時代はドリフの全員集合がいつも一位だった。
その伝説が途切れたのが、同じ時間にフジがぶつけたひょうきん族だった。
たけし、さんま、紳助の悪ふざけが、大いにPTAを逆なでして
見せたくない1位にしたものだった。
バラエティはこのくらいのエネルギーが無ければいけない。
めちゃイケは個人的に好きなのだが、最近どうも岡村が息切れ気味で
見せたくないランキングから脱出しようとしているように見える。
最近のこのランキング常連番組はわざと逆なでしているように思える。
制作費の削減やうるさいスポンサーや放送倫理などの制約の中で
良くも悪くもランキング上位を維持するのは難しいし
マンネリもいたしかたないということか。
それより、私が突っ込みたいのはこれを選んだ人たち。
よくコメントに「みなきゃいいじゃないか」というのをみる。
そんな幼稚なコメントではつまらないので分析してみた。
まず、この選考方式がどうかということ。
PTAとは保護者と教員の会合である。
登録人数としてはすごい母数である。
その中からどのような選考をしたのかが知りたい。
次に選考委員がいたとすれば、彼らはその番組を知る必要がある。
そうでなければ好ましいかどうか判断できないはず。
ということはTV評論家のごとくすごい勢いで多くの番組を見る必要がある。
となると、その時点で子を持つ親でも教員でもなくなる。
(それが趣味の人はいるかも知れないが)
となると誰がこれらの番組を推挙し選考したのか。
違うとは思うが、ここでTV局側の人間の関与が見えてくる。
なんたってランキングに入れば番宣になるから。
その裏側にはスポンサーやプロダクションの影が見える。
見当違いの考えすぎだろうか。