新型東北新幹線「はやぶさ」だって


青森まで行く300km/hの新幹線E5系は「はやぶさ」だそうだ。
はやてでいいではないか。
面倒くさい。
まあ、何でも表面的に変えたがるおじさん的な発想かな。
問題なのは「はやぶさ」である。
まず、すでにある程度知られた列車の愛称である。
たしか、ブルートレインだったはず。
新幹線に関しては、初代「ひかり」ももともとは急行列車の名前だった。
こだまは同線区の特急の名前だったし、使い回しは良いみたいだ。
次に問題なのは投票結果が反映されないこと。
記事を見ると1位は「はつかり」だったそうだ。
東北新幹線開業前夜を知っている人には583系のはつかりは懐かしい。
当時の東北本線はひばりやはつかりがびゅんびゅん走っていた。
どちらも国内狭軌の表定速度のトップを誇っていた。
仙台盛岡間は100km/hを超えていたと記憶している。
そんな意味ではつかりを推す人が多かったのはうなずける。
「はつね」はどうも組織票がらみの2位だそうでマニアとしてはどうかと思うが
「はつね」というゴロは案外よさそうにも思える。
3位の「みちのく」はちょっとベタだなあ。その上速そうでない。
長野新幹線「あさま」になったことからもはつかり、ひばり当たりが
妥当と思っている人は多いと思うが。
違うのを選ぶのなら最初から投票などやらなければいいとも思うが。
写真はE5系でなく試験車である。