JR九州の快速列車が停車駅を通過

別に誰がケガをしたわけでもなくニュースにするような話でも無い気がする。
それより、こんなあげ足取りのマスコミがおせっかいに取り上げるのがこの程度。
たまに電車に乗るとわかるが、とにかく都会はすごい数の電車が走っている。
幹線は2分毎にホームに車両がすべりこむ。
すれ違う本数も多い。
このすべての車両の先頭に運転手が乗っている。
時刻表をみるといつも思うのが、今何本の列車が走っているのかということ。
一部の自動運転の路線をのぞいてすべての列車にブレーキレバーに手をかけた運転手がいる。
たまに自殺などの事故はあるものの鉄道会社が責任を負うような事故はめったに起こらない。
よく考えるとたいしたものである。
間違って駅を通過した、程度がニュースになるのだから。
山手線やなどのように3分ヘッド以下の過密ダイヤは運転手の信号確認では無理。
ATCというすべての列車がコンピュータでつながっていて、ギリギリまでつめることができる。
三色の信号ではなくて計器に速度信号が表示される。
最初は新幹線に採用された。高速鉄道では信号機の目視が難しいという理由からだ。
が、そのシステムを進化させて過密な運行を可能にしたわけだ。
だから中央線のようにどこかでぽんと自殺などの人身事故が起きると
全線が一発で止まる仕組みになっているわけだ。
そこまで進んでいるのに運転手が自分の判断で駅に止めたり通過したりするというのは
ある意味オモシロイと思った。