電車の中の化粧ってどう思いますか?

このネットニュースの盛大なコメントを見せてもらった。
マナーを振りかざす意見が多いのは想像できたが肯定派の意見が聞きたかった。
「誰に迷惑をかけている」というのが多かったか。
男の私には、さらにいえば女にモテないブ男の私から見れば、化粧は女の身だしなみというところから理解出来ていない。
ペンやハケで書いたり塗ったりすることが身だしなみなのだろうか。
元の顔がわからなくなるような改造を身だしなみと言うのか。
あまり電車に乗らない私が知る限り、電車内で化粧しているのは身だしなみではない。
明らかに書いて塗っている塗装作業である。
私はプロ職人の作業を見るのは大好きである。
大工さんや左官屋さん、修理技術者、運送屋さんがおおきな物を運び入れるなど
卓越した技術を見ているのは楽しい。
そういう意味で、女子が別人のようなお化けのようなメイクをする過程に興味津々。
電車内でそういう女子をみるとガン見してしまう。
ちっちゃな目の周りにペンで大きな目を書き入れる様は、藤子不二雄先生のハットリくんのようだ。
それも揺れている車内で見事に細かい作業が進んでいく。
まつげがすごい勢いで増えて行く。
ザラザラボツボツの皮膚が見事に平面化していく。
電車に乗る前、すなわち家をでる前にある程度の化粧をしてきているのだが
その状態からもさらに変化していくのである。
他人の私から見て出来上がった顔は異常事態に見えるので、もともと他人から見られるための
化粧でないことがわかる。
だから電車内で化粧しているところを見られても気にならないのであろう。
と、すると誰のための何のための化粧なのか。
謎は深まるばかりである。