英会話のジオス倒産を考える

英会話、大いに結構ではないか。
外国人(日本では外国人とはアメリカ人を指すらしい)と話すのに英語は大事である。
4年ぐらい前まで景気は良かったらしい。
いろいろな理由はあるのだろうが倒産してしまったとのこと。
なぜ経営破綻してしまったのだろうか。
テレビでは少子化リーマン・ショック、ノバの経営破綻などが
理由だといわれているが、角度を変えて考えてみた。
それは、英会話で何を話すかである。
最近の若い人達の興味関心を見てみると、きわめてドメスティックである。
中高生が一日中携帯の画面とにらめっこしているのも
グルメが趣味とか言いながら、お金を払って美味しいものを食べるだけとか、
外国人に「これが日本の文化だ」とか「世界の人が理解できるような
趣味」というものが無いのである。
日本人だけ、もしくは仲間内の話程度しか話すことが無いのである。
いくら英語を習っても肝心の文章がなければ会話にならない。
今の若者にワールドワイドな話ができる人が少ない。
日本の片寄った教育の片鱗が伺える事件であった。