大西洋クロマグロ禁輸案否決

クロマグロ大量消費国の日本にとっては安堵の結果になった。
当然のことだが今後漁獲量の制限があるかもしれない。
それにしても日本叩きが好きな、自然保護(エセ)が好きな人たちの
事だからてっきり取引禁止になると思っていた。
ニュースなどを見ると…
1.事前の日本主催の晩餐会
まぐろの寿司などをふるまったらしい。
susiはワールドワイドな高級食になっている。
アラブの金持ちには心象が良かったようだ。
2.漁業国の思惑
大西洋沿岸、マグロ漁をするアフリカ諸国は貧しい国が多い。
簡単に捕れて高く売れる産業を自ら切り捨てることはしないか。
3.言い出しっぺのモナコ
モナコの提案は極端なものだった。
データの信ぴょう性もさることながらいきなり全面禁止は極端すぎる。
このバランス感覚の無い話に本来賛成のEUも割れたそうだ。
その極端の理由は、王室がシー・シェパードとつながっているという。

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これでクロマグロは当分食べられる、とTVでは明るく伝えているが
よく考えると我が家で高級マグロを食べる機会など年に1度あるかないか。
マグロといえば回転寿司の100円の皿だけである。
少なくとも本マグロやクロマグロではないだろうなあ。
これでクロマグロが食べられると喜んでいる人たちはお金持ちの人たちだけだ。
よーく考えてみるとマグロが街から消えても我が家の食生活はほとんど変わらない。
もやしや豚の細切れがなくなったらかなり困るだろうけど。