先日、私のインプレッサの点検がらみでスバル店を訪れた。
雑談で次に何を買おうかとスバル車を評価する話に。
現行のスバル車では一番評判のいいフォレスター。
私が「RVRに試乗したけど意外にもかなり良い。
フォレスターとは直接ライバルではないのだが(日産車が直接のライバル)
姿かたちはフォレスターもライバルでしょう。」と言うと
「確かにRVRと比較するお客さんがいましたよ。」とのこと。
次に現行インプレッサ。
現行のインプレッサのデキはかなり良い。
シャーシもエンジンも乗り心地も悪いところはない。
ただし、STIクラスになると300万円を超えてくる。
そうなると、VWゴルフなどと競合してしまう。
現行ゴルフのデキがかなり良いことは周知の事実。
おまけに相手は1.4L、一種のエコカーでもある。
峠やサーキットをギンギラギンに走るのならSTIだがトータルでゴルフに勝ち目がない。
インプレッサはやはりひとまわり小さく、ひとまわり安く作るべきだ。
少し安いAラインは魅力だ。2.5Lエンジンはフィーリングは良いのだが買わないなあ。
そして本日の主題のレガシィである。
FMC直後の客足はすっかり遠のき、売れないで困っているとのこと。
現行のデブレガシィ(私はそう呼んでいる)は、全ての点において及第点だ。
シャーシ性能も格段に良くなっている。内装もよく室内はかなり広い。
運動性能を殺すことなく乗り心地が格段に良くなっている。
しかしながら、平均的に良くなりすぎてスバルらしさは無くなっている。
日本の道を知り尽くしたスバルがこんな巨体のセダンを作ってどこを走らせようというのか。
少なくとも、スバリストと呼ばれる人たちがこの巨体を願ったのだろうか。
と、またいつもの愚痴をきいてもらう事になり担当営業マンには申し訳ない。
と、帰りがけ私のインプレッサの隣に車検の先代レガシィが止まっていた。
特別仕様車のGTSpec.Bだった。07年モデルだが今見ても、現行よりかっこいい。
営業マンが新車を勧めるとこのオーナーに
「こうやって見比べてどちらがカッコいいと思うか。」と言われてしまうそうだ。